紀州ほそ川の研究について

鶏の産卵率向上から始まった
ヒト不妊に関する研究

特定の梅抽出物をニワトリに与えた所、産卵率・卵質が向上したことから和歌山県立医科大学と共同研究を続け、ヒトのための有用成分の開発に成功、現在複数のレディースクリニックにてお役立ていただいております。

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大切なものを逃さない
当社独自の「濃い減塩」梅干し

従来の減塩の工程で減ってしまうポリフェノールやクエン酸などの梅有用成分はそのままに、塩分のみを従来の梅干しの半分以下に抑えることに成功しました。濃いままの梅の風味をお楽しみいただけます。

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うめどり・うめぶたブランドを
生んだ紀州梅そだち

紀州梅の有効成分を特殊製法(特許取得済み)で濃縮したエキスをエサに混ぜることにより、肉質が向上、製品の差別化を図れることから、畜産・水産分野でさまざまなブランド食材を生み出してきました。この取り組みにより当社は、安藤百福賞はじめ数々の賞を受賞しました。

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ドーパミンの前駆物質
L- ドーパを多く含む八升豆

八升豆は別名ムクナ豆といい、加齢とともに減少していく L- ドーパを多く含む豆です。当社では愛媛大学と共同で八升豆の長期摂取に関する研究を実施。江戸時代以来途絶えてしまっていた八升豆の復興に力を注いでまいりました。

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黄金ショウガの有用成分
ショウガオールに着目

研究の得意な当社が扱うショウガは、ショウガの中でも特に有用成分が多い高知県産黄金ショウガ。温め成分ショウガオールとジンゲロールを存分に引き出す蒸しショウガ製法を採用し、低温でじっくりと火を入れ、有用成分を大切にした葉酸サプリメントを開発しました。

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一次漬け込みの工程を極めた
紀州段仕込み

選果後の梅を漬け込む「一次漬け込み」をする際に、一部が発酵してしまったり漬け具合にムラができるなどの問題を解決するために、長年の試行錯誤から編み出した漬け込み方法が「紀州段仕込み」です。漬物屋として妥協することなく、漬け込み一つ一つに全力で取り組んでおります。

梅の効能研究と実績

紀州ほそ川では梅の効能を明らかにするために様々な取り組みを行ってまいりました。
和歌山県立医科大学伝統医学研究部門 機能性医薬食品探索講座へ参加し、共同研究の結果、梅が人や動物を健康にする予想以上の働きをすることがわかりました。

■胃がん予防
梅に含まれる梅リグナンが胃に障害を及ぼすヘリコバクターピロリ菌の運動能力を阻害または抑
制する。
■糖尿病の予防
梅に含まれる成分が血糖値の上昇、肥満等に関連づけられる酵素(α- グルコシターゼ)の働き
を効果的に阻害する。
■インフルエンザの予防
梅リグナンから発見された新規成分エポキシオニレシノールがインフルエンザウイルスの増殖を
抑制する。
■動脈硬化の予防と改善
アンデキテンシンⅡ(血管を収縮させるように働くホルモン)を調整し血圧の上昇を抑える。
■アルコール性胃潰瘍形成の抑制
ラットの胃潰瘍形成前後に梅エキスを投与すると形成が抑えれらる、また治癒効果がある。

環境への取り組み

次の3つが SDGs だとよく評価されます。
■調味廃液ゼロ
■梅酢廃液ゼロ
■梅飼料→鶏糞→梅畑の肥料のサイクル

SDGs と言われ始める十数年前から「持続可能なこと」を大切に取り組んできました。近頃、この私どもの取り組みが評価さ
れはじめ、多方面から思いがけない支援をいただいたりします。自分たちが思っていた以上に世間の SDGs への関心が高い
ことに驚かされると同時に、素直に嬉しく思います。これからも SDGs の観点からもお客様に貢献していきたいと思います。